歴史の宿 金具屋に泊まった旅行記です。
引き続き金具屋の宿泊レポートを書いていきます。
今回は、文化財巡り編です。
「文化財巡り」には絶対参加しよう!
今回宿泊した渋温泉 金具屋さんには館内で楽しめる催しもの、として、毎日行われている館内ツアーがあります。自由参加ですが、結論から言って参加すべき!おそらく宿泊者ほとんどの方が参加されてるという印象でした。(人数的に)
「文化財巡り」とは??
17:30~行われる30分間の館内ツアーです。
金具屋の6代目支配人が案内してくださいます。(6代目、かなりお若い。)
集合場所は大広間。すでに広間自体がおお!と思わせてくれる造りなので、待ってる間も写真撮影したり忙しいです。17:30~ですが、始まるとすぐに移動しながらの説明になるので、
5分前には到着しておくことをおすすめします!
いつ申し込める?
到着時、チェックイン手続きの際に案内があります。「申し込みたかったらいってくださいね~」くらいで、どうします?とは聞いてもらえなかったので、押し強めに「申し込みたいです!」と言いましょう。部屋に案内してくれる仲居さんに言っても、フロントに電話していってもOKです。特に集合場所でも名前や部屋番号は聞かれなかったのですが、一応事前申し込みが必要とされていました。
「文化財巡り」の様子
6代目の説明を受けながら「へえー」とか「ほぉー!」とか感嘆をもらしつつ、写真を撮りまくりつつ、教養を深めます(?)
この舞台の幕や天井は金具屋創業当初からのもの。演劇などもできる場所として開放したいという気持ちから作られたそうです。
大広間の天井は戦時中に一度大雪で落ちてしまったため、比較的新しく作り直されたものだそうです。
ここで夕食や朝食をいただきます。(私たちは今回は個室でした。ここで食べれるのかな?とわくわくしてたんですが。)
天井の細かい模様まで、どうしてこうなったのか?を説明していただき、説明を受ける前と受けた後で見る目が変わってくる(現金なやつです。
その後は館内を移動して、増築された際の話や、どういう気持ちで作られているのかの説明。宮大工が集まって、遊び心をふんだんに取り入れたお宿。ひとつひとつの部屋も、階段も造りが違っていて見飽きません。
なお↓の写真の右側の仕切りの左右で建物の作られた時期が違うそう。右側は増築部分で、廊下の傾斜を合わせてつなぎ合わせたそうです。昔は右側が外だったんだって!
水車の部品をそのまま使ったりしているデザインが、モダンな感じ。古い建物なのに、今の建物よりもスタイリッシュ。
ランプもかわいい。階によってランプの種類も違いました。色んなところに珍しい電話機があったりなんかして、きょろきょろしながら歩きました。床がギシギシいうのも風情。
外の夜店をイメージして作られた廊下。(室内。)天井部分黒くみえますが、実際は濃い青で空にみえるようにされています。10年前に無くしたそうですが、昔は右側の窓部分にはお土産屋さんが営業していたようです(それはそれでみたかったな・・・。
いまは金具屋の歴史に係るものが展示されています。
階段の手すり部分もなんだか凝っているからどこから撮っても絵になる。
客室は29室と少な目ですが、館内は結構広いです。館内にゲームセンターやお土産屋さん、自販機などの近代的なものは一切ないので、それを楽しみにしそうなお子さんなんかが来る際には注意です。(こないかな?
「文化財巡り」が終わってから自分で周りなおすも良し。
夕飯についてはまた別途書きます(また笑?
18時終了予定でしたが、熱が入ったのか質問が多かったからか、少し押しました。終わったらそのまま18時10分からの夕飯にGO!の時間です。
なお、夕飯後しばらくしてからカメラを持って少し回ってみました。この部屋の出窓の上に載ってるのは貝殻。
階段の手すりにも風車の部品が使われてました。
大浴場へ続く階段。
基本的に館内が静かなので、お客さんともすれ違わず、常に千と千尋の世界に迷い込んだ千尋みたいな気分(息とめてるときw
玄関も面白い
チェックイン・アウト時刻は全開になっていますが、夜になるとこんな小さな玄関に。
この扉をくぐりぬけて、渋温泉街に繰り出す。
乙です。
翌朝にもツアーがあるよ!
「文化財巡り」を申し込む際に一緒に申し込んでほしいのが、翌朝の「源泉ツアー」
これが予想以上に良かったので、急ぐ予定がなければぜひお申込みを。こちらも無料で、なんとお土産がもらえます!
では、ごはんと源泉ツアーについてはまた別途書いていきたいと思います♪